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2010.11.30 Tue
今年の就職活動は超氷河期を超す勢いの就職難と言われています。来春卒業の大学4年生の就職率が70%程度とのことですので、これは異常事態です。
日本全体で見ると、少子化の勢いがとまらず今後の労働人口を考えると、今若い人材が育たないと10年、20年先には、日本の世界競争力はますます落ち込むでしょう。
既に東アジアでの学力も日本は下位に順調に(?)下っているそうですし、これからの日本を支える層が、学力不足とともに社会性・ビジネス力も身につける機会を奪われていることに、本当に不安を感じます。
さらに日本の若者の就職にとってマイナスなニュースを聞きます。それは中国・韓国からの留学生が日本企業に就職しているとの状況が増えているとのこと。今までは日本人が当たり前に入社していた枠に、優秀な外国人がその枠に入社しています。
大手商社やコンビニに至るまで、優秀な外国人がバリバリと働いていると聞きます。
その採用の理由に「ハングリー精神」を挙げています。日本人はある意味「平和ボケ」とも言われるように、豊かな暮らし・中流階級意識が「競争」という言葉を失いつつあるのではないかと思います。
ゆとり教育の中で、詰込み教育に対する批判や競争意識を持たせない雰囲気を作ったりしていましたが、その弊害が確実に生じていると、つくづく感じます。
世界は常に競争しています。競争なき社会に発展はないと考えます。日本は平等意識が強すぎるのではないかと危惧します。共産主義である中国のほうが競争社会で格差生じ、資本主義の日本が平等を求め、画一化の社会を目指している気がして、日本はいつから共産主義になったのかと思います。
そのような社会風潮ですから、世界競争に勝つという意識の企業には、「ハングリー精神」を持った学生のは魅力的に見えるのは当然のことだろうと思います。
さらに外国人留学生の語学力も日本人学生に勝っているとも言われています。彼らは日本語、英語、中国語(韓国語)など母国語を入れて3か国語は話せると言います。
私は外国に行くのが好きなんですが、その理由の一つに「ハングリー精神」を直に感じることができ、自分のモチベーションアップに活かせることがあります。
以前上海に行ったとき、上海駅の前で人間ウォッチをしていたことがあります。その時、私が日本人らしいと分かると、ついから次へと物売りにやってきました。営業の原点を感じました。
自分の持っている商品が、私にこのように役立つんだというメッセージを盛んに言ってきます。そのパワーはすごいものでした。
今の日本人にこのような精神をもった営業マンが何人いるのでしょうか?生きるための必死さを持っている人間のすごさを感じました。
日本人でも努力して優秀な方ももちろんたくさんいますので、私もぜひその仲間に入り、世界と競争できる人材になるよう益々努力していこうと思います。
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