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民間参入=サービス低下ですか?

仕事柄、福祉関係のニュースは非常に敏感に反応します。
福祉というと高齢者が注目されがちですが、福祉は大きく3つに分類されます。

① 高齢者
② 障害者
③ 児童

その中で最近、名古屋市の保育問題について大きな動きがありました。
保育事業に民間事業者の参入が認められたというニュースです。

名古屋市は全国でも一番待機児童が多い都市で1275人の数にのぼるそうです。
そこで河村市長は2013年4月の待機児童解消を目指して今回の措置を決定したそうですが、その報道記事にいつも疑問をもつものがありました。

それは「民間企業が参入するとサービスの質が低下する」というコメントです。これは保育関係者がしたとされますが、公的なサービスに民間事業者が参入する時には、必ずと言っていいほどこのようなコメントが見られます。

公的介護保険のスタートに伴って多くの民間事業者が、福祉サービスの提供事業者として参入を果たしました。
介護保険がスタートして約10年が経過しますが、多くの福祉施設を見学したり、また第三者評価事業で施設を訪問させていただく中で、感じることは多くの場合、民間事業者の福祉サービスの質は優れているのではないかと思うことがあります。

従来、福祉サービスは地方公共団体や社会福祉法人が主体で提供されていました。従来は措置と呼ばれ、決められた予算の範囲内で運営していればよかったのが、介護保険導入後は利用者であるお客様からお金を頂くという仕組みになり「経営」をしなくてはならなくなってきたということは周知のことだと思います。

このころから福祉に「サービス」という用語が頻繁に登場するようになったと記憶しています。
つまりもともと「サービス」ということは、福祉業界よりも先に民間の経済活動において当たり前に使われている用語でした。サービス提供の歴史が長いのは民間事業者なのです。

民間企業、特に株式会社などは確かに利潤を追及します。今でも福祉で利潤を追及することに抵抗がある方は、先のようなコメントを発するような気がします。

しかし「利潤」を追及すると「サービスの質が低下する」という理屈、方程式がどうして成立するのか、私にはどうしても理解しがく思います。

私も株式会社を経営していますが、利潤を出す、利益を出すことがどれだけ難しいことか身にしみています。
質の悪いサービスを提供して、利潤は追及できません。
つまり「利潤の追及」=「サービスの質の向上」となるはずです。

先程ご紹介した保育関係者のコメント
 「民間事業者は利益を追求するため保育サービスの質が下がる」というコメントには首をかしげたくなります。

利益を出す企業ほどサービスの質が高いということ多くの事例で明らかになっています。

東京ディズニーランドを経営するオリエンタルランドや最高のサービスを提供することで有名なリッツカールトンホテルや帝国ホテルなどは利益が出ていないのでしょうか?
質の高い車をつくるトヨタ自動車が世界でも最高の利益を追求しています。

私は福祉経営のお手伝いさせていただいていますが、一部の社会福祉法人さんは、この民間企業のサービスの質の高さを脅威に感じながらも、非常に刺激をうけると言い、自分たちも質の高いサービスとは何かを真剣に考え始めています。

ぜひこのような意識の高い社会福祉法人や福祉サービスを提供する民間企業が増えて欲しいと思います。
そのお手伝いをどんどんやっていこうと思います。

最終的に利用者が快適な生活を過ごせる環境ができればと願う今日このごろです。


| 福祉経営 | 18:25 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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